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診療内容
緩和ケアとは
緩和ケアとは、生命を脅かすような疾患に直面した時に現れる身体面や精神面の様々なつらさを軽減し、自分らしい生活を送れるように支える医療です。
緩和ケアはがんの終末期に限定して行われるものではなく、病気の診断を受けた時から、必要に応じて治療と並行して行うものです。そして、がんだけでなく、様々な非がん疾患の患者さんも緩和ケアの対象となります。また、患者さんのご家族も緩和ケアの対象となることが、他科とは大きく異なる点です。

緩和ケアの対象となる様々な「つらさ」の例
●体のこと
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痛い
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息苦しい
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倦怠感
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食欲不振
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気持ち悪い
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悪液質
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悪心・嘔吐
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便秘
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腹水
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不眠
●精神的なこと
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恐怖
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不安
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途方に暮れる
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落胆・絶望感
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何もやる気が起きない
●治療によって生じること
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しびれる
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食べられない
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外見が変わる
●社会的なこと
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働きたいけど、働けない
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子どもの世話ができない
●社会的なこと
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生きる意味
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将来への不安